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カムシャフト
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すっかりご無沙汰、放置プレイ中であります(恥)

写真は、ゴルフ3のノーマルカムシャフト。
現在我が家で眠っております・・・。

実はGW前にカムシャフトを交換しました★

オークションで入手した、シュリック(SCHRICK)のハイカムです。ハイカムのプロファイルとしてよく示されているカムの作用角については、ヤフオクでの購入ということで全く不明デス(笑)
※ ちなみにシュリックのカタログによると、268°/272°/276°/288°/304°/320°というラインナップがあるようです。

・・・以前にもブログに書いたことがあるのですが、ウチのクルマ、最大出力が88PS、さらに最大トルクが14.5kg・m/2500rpmというまるでディーゼルのような低回転型エンジン。なので2000~2500rpmでは妙にトルクフルで、街乗りで意味なくアクセルを踏んじゃったりしてしまう一方、高速道路やワインディングなど3000rpmを越えるような場面では全然回らない、そんなちょっと残念なエンジン特性でありました。

というワケで、もうすこし“踏みたい場面でちゃんと回る”特性になればと思いハイカム導入に踏み切ったのです。

ハイカムについては、コチラにわかりやすい説明があります。

カムシャフト交換自体は、どちらかというと“性能アップ”というよりは“特性の調整”という色合いが強いパーツのようですね。カムシャフト交換では低回転トルクと高回転トルク(パワー)がトレードオフの関係にあり、そしてパワーを得る場合は、あわせて燃費の犠牲が伴うようです。というワケで、一般的にはカムシャフト交換とあわせて、さまざまなチューニングメニューが用意されているようです。

① 特性調整を最適化する
 ・ヘッドOH
 ・スライドプーリーなど

② 変化した特性に対応する
 ・強化バルブスプリング

③ 得られる効果を最大化する
 ・エキゾーストマニホールド(タコ足)交換
 ・ポート研磨
 ・CPU交換 など

④ 犠牲になるものを補う (圧縮比アップによるトルク向上)
 ・ハイコンプピストン
 ・ヘッド面研
 ・メタルガスケット など


そういう意味では、本来はCOXSZ tuningのようなメニューを導入するのが望ましいと思うのですが、今回はお手軽にハイカム単体をポン付けしてしまいました。

で、インプレッション。

確かにトルクピークを示す回転数が移動したように感じられます。

これまで2500rpm付近がピークであったものが3500rpm付近に変わったように感じられます。なので、2車線ともクルマの流れがある高速道路で走行車線から追越車線に飛び込むような場面ではいくぶん余裕ができたように感じられ、またワインディングでも頻繁にシフトチェンジをしながらの走りが若干楽しくなったように感じられます。ただ最大トルク自体の向上はそれほど感じられず、この点についてはやはり“特性の変更”の域を超えないのかなぁとも思いました。

低速域でのトルクの痩せは、問題になるレヴェルではありませんでした。若干のパラつきはあるもののアイドリングも問題なく、発進時にエンストなどというコトもありません。2500rpm付近のトルク感が失われて、かえってマイペースで街乗りができるようになって好感触です(笑)

燃費については、高速道路中心であったGW中の平均燃費が14km/ℓ弱ということで「全然問題ないじゃん」などと喜んでいたのですが、一般道中心の走行時に燃費を計算したらなんと9km/ℓを割ってしまいました(以前は常に12km/ℓ程度を維持していたのに・・・) ガソリン高騰の折、コレは非常に痛い代償、軽く後悔気味であります・・・。

あとハイカムに交換してから、なぜかアイドリング時などに水温が以前より10℃ほど高くなってしまいました。 アイドリング中に水温が100℃をちょっと超えてしまうことが多くなりかなり精神衛生上良くない感じ。ただ、ハイカム交換との因果関係もよくわからないので、目下原因究明中であります・・・(どなたかアドヴァイスがあれば是非)

ハイカムに交換して3000km弱、交換直後から普通に上まで回してしまっていましたが、よく考えたら慣らしが必要だったのでは・・・などと今ごろ気付いてしまいました(泣) 今回は、ウォーターポンプ交換の作業があったのでそれにあわせてバタバタと装着に踏み切ってしまいましたが、ちょっと勉強不足だったなぁかなぁ・・・。

以上、ちょっと微妙なハイカム装着記でした♪
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